2011年12月掲載

2009年研究助成の概要

パワーアカデミー初年度の2008年度は、2009年度からのパワーアカデミー研究活動の本格実施に向けて、活動の核となるパワーアカデミー研究マップをさらに充実させるため、「パワーアカデミー研究マップ拡充・発展のための調査研究」の委託を実施しました。

この結果を受けて、2009年度は、パワーアカデミー活動をさらに推進するため、2009年6月12日~8月3日にかけて、以下の研究助成の公募を実施しました。

特別推進研究 萌芽研究
研究種別 独創的、先駆的かつ電気工学分野への波及効果が期待できる研究 電気工学分野の将来展開を見据えた魅力的な研究

2009年度研究助成の公募結果

公募結果の発表は、2009年10月27日、パワーアカデミーHPにて行いました。

1.特別推進研究

14件の応募があり、研究の意義、研究の実効性、研究の波及効果などの項目を各方面の専門家に評価して頂きました。パワーアカデミーでは、これらの評価に基づいた厳正な審査を実施し、以下2件を選定いたしました。

特別推進研究に選定された2件の詳細はこちら

2.萌芽研究

若手研究者を中心に54件の応募があり、研究の意義、研究の将来性、研究支援の必要性などの項目を各方面の専門家に評価して頂きました。パワーアカデミーでは、これらの評価に基づいた厳正な審査を実施し、別紙-1(PDF:96KB)の20件を選定いたしました。

主な研究テーマは、雷放電の高速電磁界解析や、電気自動車用のモータ制御手法や電気二重層キャパシタを用いた駆動電源、新たな電気絶縁材料に関するものなどです。

萌芽研究に選定された中で2件をピックアップ

2009年度研究助成の成果報告会

2009年度の研究助成の成果報告会を、電気学会 電力・エネルギー部門大会にあわせて2011年8月30日(火)に、福井大学にて開催しました。2009年度に採択されたテーマのうち、特別推進研究2件と萌芽研究3件について11名の先生方から成果の発表が行われました。

今後の展開

パワーアカデミー研究助成活動は、2010年度、2011年度も行っています。これらの研究助成活動についても、ホームページで取り上げる予定です。今後とも皆様のご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。

これまで(2009年度~現在)に採択された研究はこちら


電気工学の未来