萌芽研究「電気工学分野の将来展開を見据えた研究」

2018年5月掲載

研究助成採択者インタビュー

2016年度の特別推進研究、萌芽研究に採択させていただいた皆様に、研究の解説、電気工学への思いなどをお話いただきました。

成蹊大学 三浦 正志 教授

超伝導の新たな可能性を拓く、Y系超伝導線材を用いた直流送電ケーブルの開発

三浦教授をはじめとする研究チームは、これまで難しいとされてきた、縦磁界利用Y系超伝導直流ケーブルの開発に挑み、特別推進研究に採択されました。

名古屋工業大学 鈴木 一馬さん(博士後期課程)

電気自動車のさらなる進化のために、急速充電器の新たな電力変換の提案

急速充電はもちろん、最終的には車両から電力系統へスムーズに電力供給することを目指して、電力変換器の新たな制御方法を提案、萌芽研究に採択されました。

山梨大学 關谷 尚人 准教授

超伝導体のまったく新しい応用研究、ワイヤレス給電を進化させる高周波用途を開拓

ワイヤレス電力伝送技術を切り口に、高周波領域における超伝導体の新たな可能性に挑んだ研究で、萌芽研究に採択されました。

東北工業大学 田倉 哲也 講師

次世代交通インフラの充電ステーションを実現する、非接触充電装置の研究

EV普及のための重要なインフラ整備となる、非接触充電の周辺機器へ与える影響の解決に取り組み、萌芽研究に採択されました。

2016年度に採択された研究のテーマや概要、研究者を一覧でご確認頂けます。


電気工学の未来