D:カーボンニュートラル社会における新たなエネルギー分野の拡大
研究課題の背景
2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けては、温室効果ガス排出量の大幅な削減が不可欠である。そのためには、電源の脱炭素化や需要側の電化促進に加え、水素・アンモニア・CCUSなどの新たなエネルギー技術の導入と、産業部門や運輸部門との連携が求められる。こうした取り組みを加速するためには、従来の電気工学分野にとどまらず、関連領域を含めた分野横断的な研究を推進し、エネルギー分野全体の革新的拡大を図ることが重要である。

【社会環境を踏まえた課題】D-1:CO2フリー電源の主電源化
D-2:電化推進による産業・運輸部門の脱炭素化
D-3:環境負荷低減技術の導入
D-4:イノベーション促進によるエネルギー分野の拡大
- 【研究項目】
- CO2フリー電源の高効率利用技術の開発
- CO2フリー電源の安定的・経済的な利用技術の開発
- 水素・アンモニア等の製造・利用技術の開発
- 熱源の脱酸素化・熱損失の改善技術の開発
- 電気エネルギーを活用する新技術の創出
- 運輸部門の電化拡大に向けた新技術の開発
- 環境負荷低減のための電力機器開発
- カーボンニュートラルに向けた革新的技術の開発
▼技術キーワード(課題解決に使用される技術の一例)
太陽光発電、風力発電、海洋エネルギー、水力発電、地熱発電、バイオマス発電、廃棄物発電、環境調和非化石発電、水素製造・利用技術、合成燃料、廃熱回収・利用技術、エナジーハーベスティング技術
出力把握・予測手法、次世代直流給配電システム、再エネ機器の安全性、余寿命評価方法、CNを実現する社会制度・市場設計、カーボンクレジット、排出量取引
蓄熱式ヒートポンプ、COP効率、寒冷地対応機器、蒸気製造技術、エレクトロヒート
省エネ・リサイクル技術、無線送電技術、省エネルギー照明・光源、環境保全技術、医療機器応用技術
電気自動車、電動航空機、電動船舶、直流鉄道、電動建設機械、充電インフラ、次世代交通システム、自動運転技術、走行中給電
SF6代替技術、環境調和型電力機器、絶縁材料、植物油、マテリアルリサイクル、DCの冷却技術
人工知能、機械学習、量子コンピューティング、生命工学、高性能材料、CCUS、Power-to-X、Power-to-Fuel、スマート農業、マイクロ波送電、DAC、CO2分離・回収技術、貯蔵技術、カーボンリサイクル、次世代通信技術、炭素固定化






