地域再生可能エネルギー余剰電力と運用経済性を考慮したEV配送車の低炭素物流システムの開発
| 採択年度 | 2025年度 |
|---|---|
| 研究者氏名 | 早稲田大学 先進理工学研究科 一貫制博士課程3年 宮部 稜士 |
| 萌芽研究テーマ |
A:電力システムの高度化への挑戦
B:エネルギー利用技術の高度化・省エネ化への挑戦 |
| 研究概要 | 太陽光発電に代表される再生可能エネルギーは、環境適合性に優れる一方、天候に左右される出力の不安定性から、発電電力が有効活用されず「余剰電力」となる課題を抱える。一方で、運輸部門の脱炭素化を担うEV配送車は、拠点での充電が電力契約料金を押し上げるなど、経済的な課題から導入が遅れているのが現状である。本研究は、この二つの課題を同時に解決するため、地域の再エネ余剰電力をEVのエネルギー源として最大限活用し、かつ事業者の経済負担を最小化する、新たな運用最適化システムを開発するものである。具体的には、機械学習・数理最適化技術を用い、時々刻々と変動する余剰電力の発生量や契約電力に影響する建物負荷の状況を予測し、その情報に基づき、配送経路と充電計画(いつ、どこで、どれだけ充電するか)を統合的に決定する。これにより、再エネの地産地消による物流の低炭素化と、需要側リソースとしての電力系統安定化を達成する。実データ検証を通じて、CO2排出量・総コスト・地産地消率の三指標の交換関係を定量化し、事業者の意思決定に資する3次元トレードオフ曲面を提示する。 |
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