持続可能社会に向けた需要家側での再生可能エネルギー電源・蓄電池最適制御に関する研究
採択年度 | 2024年度 |
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研究者氏名 | 石巻専修大学 理工学部 情報電子工学科 教授 本田 秀樹 |
萌芽研究テーマ |
A:電力システムの高度化への挑戦
B:エネルギー利用技術の高度化・省エネ化への挑戦 |
研究概要 | 本研究では、構内の電力系統と再生可能エネルギー電源および蓄電池を有する比較的大規模な需要家において、構内系統の電圧適正化とコスト最小化となる再エネ電源・蓄電池の最適制御について研究を行う。具体的には、申請者が所属する大学構内設備を対象とし、既設PV発電設備(10kW)と申請者が既に構築している蓄電池遠隔制御システム(7.4kW蓄電池+パワーコンディショナ)を活用する。構内系統電圧とPV発電電力の実測等によって解析モデルを構築したうえで、構内系統の電圧降下・電圧変動率の抑制とPV発電電力利用率の向上を目的とした蓄電池の充放電パターンと必要な再エネ電源・蓄電池の設備容量について、解析的な検討を行う。また、持続可能社会の実現に向けて、将来的に増加が懸念される山間部・離島などの孤立配電系統(線路長20~40km、末端負荷100kW程度以下)における本研究成果の適用についても併せて検討する。 |
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※研究者の職位・所属は、採択当時のものです。
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