次世代電力系統に貢献するSDBC変換器を用いた直流/三相変換器の開発
採択年度 | 2024年度 |
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研究者氏名 | 東京工業大学 工学院 電気電子系 M2 鈴木 温也 |
萌芽研究テーマ |
A:電力システムの高度化への挑戦
C:電力インフラの信頼性・環境調和性の向上への挑戦 |
研究概要 | 本研究では、再生可能エネルギーなどのインバータ電源が増えることによる電力系統の不安定化への対策として、モジュラーマルチレベル変換機の一種であるSDBC(Single-Delta-Bridge-Cell)変換器を用いた直流/三相変換器の開発を行う。開発する直流/三相変換器は、SDBC変換器本来の小型化や大容量化が可能な回路構成と系統への優れた無効電力補償能力に加え、単相変換器を連結したことによる有効電力制御性を付与しており、電力系統の電圧・周波数の安定化や、再生可能エネルギーや蓄電池のシステム動作にも適応することができる。このように複雑かつ高度な電力制御を可能にする電力変換器を開発することで、制御次世代の電力系統の形成に貢献することを目指す。 |
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