高圧直流遮断に適した直流ヒューズの実現に向けたヒューズ内部アークの新規消弧媒体の開発
| 採択年度 | 2020年度 | 
|---|---|
| 研究者氏名 | 名古屋大学大学院 工学研究科 電気工学専攻 助教 兒玉 直人 | 
| 萌芽研究テーマ | A:電力システムの高度化への挑戦 C:電力インフラの信頼性・環境調和性の向上への挑戦 | 
| 研究概要 | 本研究では、DCヒューズ内部アーク(以下、アーク)の新規消弧媒体の開発を目的とする。アークの消弧媒体として従来は珪砂が用いられてきた。しかしながら、DC系統の高圧化に伴う短絡電流の増大により珪砂よりも高いアーク消弧性能を持つ媒体を開発する必要がある。本研究では、珪砂に加えて窒化ホウ素や高分子材を併用し、消弧媒体蒸気の電離電圧を向上させ、更には蒸気内中性粒子への電子付着効果を向上させる。これによりアークの電子密度を従来法よりも低減させ、アークの消弧能力を高める。 | 
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※研究者の職位・所属は、採択当時のものです。
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 パワーアカデミー事務局
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