再生可能エネルギー電源を含む大規模電力系統の安定度改善のためのFuzzy-PID仮想同期発電機協調制御システムの構築
採択年度 | 2020年度 |
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研究者氏名 | 北見工業大学大学院 工学研究科 寒冷地・環境・エネルギー工学専攻 博士課程2年 佐藤 孝政 |
萌芽研究テーマ | A:電力システムの高度化への挑戦 |
研究概要 | 近年、地球温暖化防止の観点から風力・太陽光発電等の再生可能エネルギー電源の導入が進んでいる。しかし、これに伴い電力系統全体の慣性や同期化力が低下し、落雷等による系統事故が発生した際における系統の安定度の低下が懸念されている。そこで、本論文では風力発電システム自身が系統の安定度向上に貢献することを目的として、風力発電機にファジィPID制御をベースとする仮想同期発電機制御を追加することにより、系統事故が発生した際の安定度を改善できるような運用方法を提案し、その有効性をシミュレーション解析により確認する。 |
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