多重バリアを用いた気中放電による絶縁物貫通機構の解明
採択年度 | 2019年度 |
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研究者氏名 | 福岡大学 工学部 電気工学科 助手 荒岡 信隆 |
萌芽研究テーマ |
A:電力システムの高度化への挑戦
C:電力インフラの信頼性・環境調和性の向上への挑戦 |
研究概要 | 雷貫通による被害を防ぐためには絶縁物内部への電流の侵入を防げば良いが、放電の広がりである放電径や放電の熱の影響が不明であったため、有効な貫通防止方法による対策ができていない。本研究では、融点温度の異なる絶縁物による多重バリアを用いて気中放電の放電径を調査し、また感圧フィルムにより気中放電の圧力を調査することで、気中放電の絶縁物貫通メカニズムを究明することが目的である。本研究により、定量的な放電径の評価から絶縁物貫通への影響を明らかにすることで、電力機器を落雷による貫通損傷被害から防ぐ技術確立が期待される。 |
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