再生可能エネルギーの普及に向けた、結合共振型無線電力伝送による、電力線引き込みの無線化による研究
採択年度 | 2014年度 |
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研究者氏名 | 名古屋工業大学 工学研究科 情報工学専攻 准教授 平山 裕 |
萌芽研究テーマ |
A:電力システムの高度化への挑戦
B:エネルギー利用技術の高度化・省エネ化への挑戦 C:電力インフラの信頼性・環境調和性の向上への挑戦 |
研究概要 | 太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及が期待されているが、電力の引き込みのために壁に穴を開ける必要があることが、普及の障害となっている。本研究は、結合共振型無線電力伝送技術により、鉄筋コンクリートの壁を経由して電力を輸送するための方法を提案する。この技術により、低炭素社会の実現に弾みをつけることが期待される。この技術は、パワーエレクトロニクス工学とアンテナ・マイクロ波工学の境界技術であるため、電気工学の領域を拡大することも効果の一つである。 |
外部発表情報 | 1) 深沢翔平, 平山 裕, "結合共振型無線電力伝送用アンテナの鉄筋の位置による影響に関する検討," 電子情報通信学会2015年総合大会 B-21-3, 2015年3月 2) Hiroshi Hirayama, Shohei Fukasawa, Keigo Nakamura, Nobuyoshi Kikuma and Kunio Sakakibara, "Wireless Power Transfer Using Self-resonant Spiral Antenna Through Reinforced Plasterboard Wall," Proc. of EuCAP2015, Apr. 2015 |
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