採択年度 2012年度
研究者氏名 金沢大学 理工研究域 電子情報学系 教授 田中 康規
萌芽研究テーマ C:「電力インフラの適切な維持」のために
研究概要 本研究では固体ポリマから噴出する粒子をアーク遮断に活用する新手法を検討する。
これまでに特定の固体ポリマ材に熱プラズマ/アークが接触すると、蒸気だけでなくマイクロサイズの粒子が噴出するスポレーション現象を見出した。マイクロ粒子はガスよりもアーク内部奥まで侵入し、そこで溶発し熱を奪い輸送特性を変化させ、効率的なアーク遮断を行える可能性がある。続流遮断アークホーンや配線用遮断器等への応用が期待できる。
外部発表情報 1)中野智之・新清直樹・石田昌弘・田中康規・上杉喜彦・石島達夫:「N2およびO2を混合した熱プラズマを照射した吸水ナイロン材からのスポレーション粒子飛翔数」平成25年電気学会全国大会、6-185、2013.3
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