SF6ガスに代わる遮断ガス模索のためのアーク放電特性の研究
採択年度 | 2012年度 |
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研究者氏名 | 九州大学 大学院 総合理工学研究院 融合創造理工学部門 助教 富田 健太郎 |
萌芽研究テーマ | C:「電力インフラの適切な維持」のために |
研究概要 | 70kVを超える高電圧系統ではSF6ガスを消弧媒体としたガス遮断器が用いられている。
しかしSF6は高い温暖化係数を持つため、その代替ガスの模索や、ガス使用量削減が求められている。このような課題を解決するには、遮断の成否を決定する遮断器内アーク放電の特性を、電子密度や電子温度といった物理量で把握することが重要となる。本研究ではレーザートムソン散乱法を用いて、アーク電流ゼロ点近傍のプラズマ診断を目指している。 |
外部発表情報 | 1)「ガス遮断器内アークを模擬する プラズマのトムソン散乱計測」、平成23年度 プラズマ・核融合学会 九州・沖縄・山口支部、2013.12.22-23、九州大学
2)「協同的トムソン散乱法による大気圧減衰アークの電子密度・電子温度測定」、平成24年度 電気学会北陸支部シンポジウム、2013.3.6、 金沢大学 |
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