関連図

燃料電池とは水素(あるいはメタノールなど)と酸素を利用し、電気をつくり出す装置です。電池というよりは、特殊な発電装置と言う方が正しいでしょう。水(H2O)の電気分解とは逆の反応が基本原理で、そのときに発生する電流を電極から外部に取り出して利用します。水素と酸素の反応の場合、生成するのは水だけなので現在の化石燃料に代わるきわめてクリーンなエネルギーシステムとして注目されています。燃料電池は、環境問題の大きなブレークスルーとなりうる技術です。

利用分野

大気中に排出されるCO2の削減を目的に、自動車や一般家庭向けの発電システム、電力会社向けの大型発電システムなどへの応用が主に研究されています。その他、携帯電話やノートパソコンのバッテリーとしても使用可能な大きさの小型燃料電池の開発が進められています。

この分野の研究を行っている大学の研究室

13件の研究室が該当しました。

1~5件を表示(全13件)

小原 伸哉

国公立/北海道
北見工業大学 工学部 電気電子工学科

小原 伸哉 教授(おばら しんや)
当研究室では、  「自然エネルギー技術の高度化」、  「水素を媒体とするクリーンエネルギー社会」、  「複数のエネルギー装置の協調運用(複合エネルギーシステムの最適制御)」 に係わる研究をしています。

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千坂 光陽

国公立/青森県
弘前大学 理工学部 電子情報工学科

千坂 光陽 准教授(ちさか みつはる)
2012年に開設した、新しい研究室です。

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津田 理

国公立/宮城県
東北大学大学院 工学研究科

津田 理 教授(つだ まこと)
東北大学には伝統的に超電導関係の研究室が多く、工学研究科、理学研究科をはじめ、金属材料研究所、流体科学研究所等の附置研究所などで研究が活発に進められている。その様な状況の中、当研究室は2004年4月に発足した濱島教授の研究室を引き継ぎ、2012年...

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田中 正志

国公立/茨城県
茨城大学 工学部 電気電子工学科

田中 正志 助教(たなか ただし)
2012年から始まった研究室です。研究テーマは固体酸化物燃料電池の発電シミュレーションとリチウムイオン二次電池の電気特性の検討をメインに、電気自動車の充電器製作やキセノンランプの応用などさまざまなテーマを幅広くてがけています。2014年度は5名の...

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鵜野 将年

国公立/茨城県
茨城大学 工学部 電気電子工学科

鵜野 将年 准教授(うの まさとし)
 再生エネルギーや蓄電池向けのパワーエレクトロニクス、ならびに人工衛星や惑星探査機搭載を目指した電力変換器に関する研究を行っています。  当研究室では、実用化を意識した新方式のコンバータや制御手法の提案を軸としており、製品化に向けた企業...

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