「Jファーム スマートアグリプラント」をご紹介します

2022年3月31日掲載

今回の電気の施設訪問レポートはエネルギー分野へと展開し、エネルギーを上手く活用した施設のご紹介です。
最先端のスマートアグリシステムを活用した太陽光型植物工場が、北海道で高糖度ミニトマトなどの栽培に大きな成果を上げ、エネルギーミックスの新たな可能性を示すプロジェクトとして運営する(株)Jファームに苫小牧工場(2014年完成)についてお話を伺いました。意欲的なチャレンジとして国内外から注目されている施設です。
※取材はコロナ感染症対策のためオンラインで行いました。

次世代の農業を目指して

新千歳空港から車で約20分。北海道苫小牧市の雄大な自然の中にあるのが(株)Jファームの苫小牧工場です。

のこぎりの歯のような三角屋根が印象的な大型の温室の中では、最先端の栽培環境制御システムによって高糖度トマトやベビーリーフが通年栽培され、北海道内はもとより首都圏、さらにはネット通販によって全国に向けて出荷されています。

完成は2014年8月。2年後には札幌工場も完成し、現在2拠点体制での栽培が行われています。

安定的な農業経営を目指して農地の有効利用が促進される中、農業生産法人(株)アド・ワン・ファームとエネルギーシステム等を手がけるプラントメーカーのJFEエンジニアリング(株)との共同出資によって2013年に設立された(株)Jファームが運営を行っています。

「JFEエンジニアリング(株)がこれまで培ってきたエネルギー関連の技術と、持続可能な農業を目指す最先端の技術を活用することで、次世代の農業を目指して取り組んでいます」(代表取締役社長/石島 武さん)

革新的なトリジェネレーションシステムを導入

苫小牧工場は、苫小牧市の勇払(ゆうふつ)ガス田から札幌市に至る天然ガスパイプラインの沿線に位置しています。この立地を活用し、天然ガスを施設エネルギーの基幹として利用することで、本格的なトリジェネレーションシステムを導入しました。

「これだけ大きな規模で230kw出力のトリジェネレーションシステムは、日本で初めてです。非常に意欲的なチャレンジと自負しています」(JFEエンジニアリング(株)・スマートアグリ事業推進部副部長・柳田さん)

トリジェネレーションシステムとは耳慣れない言葉です。

電気と熱を利用するコージェネレーションシステムは普及が進んでいますが、排気中のCO2(二酸化炭素)も利用してしまおうというのがトリジェネレーションシステム。ガスの燃焼によって発生する"電気・熱・CO2"の3つ(トリ)を利用するシステムです。

石油資源に依存しがちな施設園芸においてトリジェネレーションシステムは、省資源・脱石油型施設園芸への転換を促すことになるキーテクノロジーとして注目されています。

植物の生育には、光合成を促進するCO2が不可欠です。

天然ガスから発電する際に発生するCO2を利用して温室内のCO2濃度を上げれば野菜の収穫増につながるというのが、苫小牧工場のトリジェネレーションシステムの基本的な仕組み。

そのまま大気に放出すれば地球温暖化につながっていくCO2を野菜の生育に活用するもので、いわばマイナスをプラスに変える画期的な技術です。環境にやさしく、野菜に元気を与え、経済効果も高まるという、まさに"一石三鳥"の仕組みと言えるでしょう。

トリジェネレーションの仕組み

先進の制御システムで野菜にも人にもやさしく

苫小牧工場では、自然由来の廃棄物を燃料として熱エネルギーに転換する試みも行われています。北海道内で得られる木質チップを利用。燃焼によって排出されるCO2を野菜の育成に利用しています。NOx(窒素酸化物)などへの対策は、独自の排ガス浄化設備によって万全です。

温室内に供給されたCO2は野菜にとっては"元気の源"ですが、最も効率的な生育を行うためには、最適のCO2濃度を保つことが求められます。むろん温室内では人が作業を行うため、健康を害することがないよう、細心の注意を払う必要もあります。

こうした管理を行うために導入されたのが、農業先進国であるオランダ・Priva社の温室用の栽培環境制御システムです。

温室内のCO2濃度や日照、室温、水量などを自動で制御し、天窓の開閉も自動で細かく行うなど、温室内は常に最適の状態に保たれており、生産量の最大化を可能にしています。環境制御装置は収穫量の最大化、糖度などの品質管理、省エネルギーなどの面でキーとなる技術です。JFEエンジニアリング(株)は(株)Jファーム立上げからPriva社と協業しています。

全国に広がる高糖度トマトのファン

日本で初めてトリジェネレーションシステムを大規模な園芸栽培に本格採用した苫小牧工場。生産開始以来、順調に野菜が育てられ、出荷されています。

メインとなっているのは、高糖度ミニトマト。現在の主力は「フルティカ」という品種です。

中玉サイズのトマトをミニサイズに育て糖度は8以上と、同じくらいの果重の品種の中では最高レベルの甘さを持っています。その付加価値の高さから全国にファンが広がり、高単価ではあるものの通販定期便で購入される方も少なくないとか。苗を植えてから収穫までは1.5ヵ月から2ヵ月を要し、1年中収穫が可能です。

またベビーリーフの栽培も行われています。

ベビーリーフとはケールなどの葉もの野菜の総称で、苫小牧工場では現在約10種類が栽培されています。収穫は毎日行われ、その量は年間約110トンにも。多くが北海道内で消費されています。

もちろんここに至るまで苦労はありました。

試行錯誤の結果、たどり着いたのが高糖度ミニトマトとベビーリーフでした。

工場のオンラインツアーも実施

(株)Jファームの植物工場は関係者の熱い視線を集めており、PRセンターには多いときで年間8,000人が視察に訪れています。

「行政や農業の関係者、小中学校の修学旅行さらにはインバウンドのお客さまと、多様な方々が訪れてくださっています。コロナ禍ということをふまえ、令和4年度からは小中学校向けにオンラインツアーも行っていきます」(PRセンター長/武田陽子さん)

設立して9年がたち、苫小牧と札幌という2工場体制のもと、順調に栽培を続ける植物工場。

「生産が安定し、収益も確かなものになってきました。今後は高糖度トマトの付加価値の高さを活かして、ブランド力を高めたいと考えています。JFEエンジニアリング(株)のグループ会社(株)ealoからは、ドリンクやサプリメント、ゼリー、化粧品などへの展開も進めていきます 」と石島さん。首都圏をはじめ全国での販売網拡充にも注力したいとのことで、読者の皆さんもお近くのスーパー等で同社の高糖度トマトやベビーリーフを目にできるようになるでしょう。

苫小牧工場の施設をご紹介します

エネルギー棟

天然ガスを燃料としたガスエンジンを稼働させて、工場内の冷暖房、電力をまかなっています。トリジェネレーションシステムにより稼働時に発生したCO2は温室内の野菜に供給されます。

バイオマスボイラ棟

暖房に必要な熱と作物の成長に必要なCO2を温室へ供給。燃料として北海道産の木質チップを使用しています。従来、バイオマスボイラーの排ガスは不純物などが多く、温室への供給はされていませんでしたが、JFEエンジニアリングの開発した浄化設備により、農作物の栽培利用を行っています。

トマト栽培棟

軒高5.0mの温室内で、高糖度トマトが栽培されています。土を使わない固形培地栽培が行われており、栽培環境制御装置により、温室内は植物の生育に最適な環境(光、温度、湿度、CO2濃度、灌水量)が保たれています。

ベビーリーフ棟

軒高4.0mの温室内で、約10種類のベビーリーフが栽培されています。土を使わない、環境にやさしい水耕栽培です。トマト栽培棟と同様、栽培環境制御装置により、温室内は植物の生育に最適な環境が保たれています。

PRセンター

施設の概要等を見学者にご案内しています。植物工場の規模の大きさには、訪れたお客さまが一様に驚かれるそうです。

メッセージ

「苫小牧市の紹介ビデオで取り上げられるなど、地元の方々からも親しまれている施設です。東南アジアからのお客さまは"ぜひ我が国でもやってみたい"と目を輝かせていました。自慢の高糖度トマトを、ぜひ全国の皆さんに味わっていただきたいと思っています」(代表取締役社長/石島 武さん)

編集後記

トリジェネレーションシステムという画期的なエネルギー利用が行われている(株)Jファームの植物工場。見学を楽しみにしていたのですが、コロナ禍により残念ながらオンライン取材となりました。厄介もののCO2を野菜育成に利用するという発想には、編集スタッフ一同、感銘を受けました。コロナ禍が落ち着いたらぜひ現地に足を運び、採れたての高糖度トマトを味わいたいと思います。

バイオマス発電について、こちらでご紹介しています。

【電気の施設訪問レポート vol.25】「竹のバイオマス熱電供給事業施設を訪問しました」

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