気液界面プラズマを用いた炭素材料スルホン化沿面放電システムの開発
採択年度 | 2022年度 |
---|---|
研究者氏名 | 東京工業大学 工学院 電気電子系 博士課程1年 Deng Siqi |
萌芽研究テーマ |
A:電力システムの高度化への挑戦
B:エネルギー利用技術の高度化・省エネ化への挑戦 |
研究概要 | 気液界面プラズマは、液体と接触するプラズマの一種であり、従来は水処理の応用が盛んであった。本研究では、電気知識を使って、希硫酸溶液上を大きく進展する沿面放電システムを構築して、プラズマと液体との接触面積を極大化して、界面付近に効率的に希硫酸由来のラジカルを生成し、炭素材料のスルホン化処理を行う。バイオマス生成反応の触媒として有用なスルホン化炭素触媒合成手法として、気液界面プラズマ技術を用いた環境負荷の小さい高効率な技術の確立は、化石燃料由来のエネルギー利用を低減してCO2排出の抑制が可能となり、持続可能な社会の実現に大きく貢献するものである。 |
この研究に関連するキーワード |
※研究者の職位・所属は、採択当時のものです。
また、本HPでの当該情報の公開についてご了承をいただいている題目のみ掲載しています。