海水バッテリーおよび海水浄化技術実現のためのナノ材料合成手法の開発
採択年度 | 2018年度 |
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研究者氏名 | 東京工業大学 工学院 電気電子系 博士課程1年 キム ハンビン |
萌芽研究テーマ | B:エネルギー利用技術の高度化・省エネ化への挑戦 |
研究概要 | 本研究は,液中プラズマプロセスにより合成した炭素系ナノ材料を電極に用いて,海水バッテリーの実現を目指す。豊富な海水で駆動する高性能なバッテリーを作成できれば,自動車の電化や再生可能エネルギーの大量導入の推進が可能となる。また,海水バッテリーはその充放電時に液中に活性種を生成し,液中の殺菌が可能である。よって,商用船舶に海水バッテリーを搭載すれば,再生可能エネルギーを用いたバッテリーの充電時にバラスト水の浄化が可能となり,エネルギー問題と環境問題の同時解決が期待される。 |
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