採択年度 2018年度
研究者氏名 宇部工業高等専門学校 電気工学科 准教授 濱田 俊之
萌芽研究テーマ A:電力システムの高度化への挑戦
研究概要 太陽光発電設備のバイパスダイオード(BPD)は部分影やバスバー電極の導通不良などによる長期動作による発熱や雷被害により短絡故障する恐れがある。BPDが短絡故障すると,日射による発電時に太陽電池セルの直列接続とBPDからなるバイパス回路において循環電流が生じ,BPDが発熱・焼損する危険性がある。本申請課題では,太陽電池モジュール内のBPDの雷故障被害及び焼損の危険性を低減させるため,BPDに適用可能な各種ダイオードの故障特性を明らかにするとともに,低損失高耐圧が実現可能なSiC形ショットキーバリアダイオードがBPDとして適用可能か明らかにする。
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