学生幹事インタビュー
得難い体験ができました
北海道大学M1 上村 晃平(かみむら こうへい)

私は学生幹事のリーダーとして、事前の資料やスケジュールの作成、パワーアカデミー事務局との調整、参加者への連絡を担当しました。学生幹事5名はまったく別のエリアの大学に所属しているため、直接顔を合わせての調整が難しく、仕事の割り振りを決めることには苦労しました。
当日はメインの司会進行を務めました。ディベート大会ではルール説明が伝わりきらなかったものの、学生幹事全員でディベート進行の修正に取り組み、なんとか無事に終えることができました。
私が特に重要だと感じたのが、学生同士で親睦を深めることでした。1日目の集合直後は静かでしたが、その後ディベートの準備や産学交流会などを経て、異なる大学の学生間でもとても話が盛り上がっていました。私が今回のGPANの成功を確信した瞬間でした。
事前の準備は不慣れなことも多く、当日もままならない進行でしたが、結果的に学生幹事をしてよかったと思います。
学生幹事の仕事はボランティアであり、物品や金銭的な報酬はありません。しかし、普通の学生生活ではなかなか体験できないイベントであることは確かです。全国から集まった仲間たちと準備をして、当日も計画通りにいかずに苦労しましたが、それ自体がとてもよい経験でした。少しでも興味があれば、ぜひ学生幹事に立候補してほしいです。
仲間とのつながりが嬉しい
早稲田大学M1 石坂 匡基(いしざか まさき)

前回のGPANに参加し、ディベートで優秀賞をいただきました。限られた準備時間の中でチームメンバーと議論を重ねて一つの主張をつくり上げていく過程は、非常に刺激的でした。また、全国から集まった学生たちと交流できたことも大きな魅力でした。
今度は参加者としてではなく、この場をつくる側として貢献したいと考え、自ら手を挙げて学生幹事に立候補しました。
一番大変だったのは、ディベートテーマの設計です。専門分野も知識レベルも様々な参加者がディベートを楽しめるようにするには、専門的すぎず、かといって浅すぎないテーマ設定が求められました。その中で「どうすれば電力システムの未来について深く考えてもらえるか」「どんな切り口であれば電気工学に興味を持ってもらえるか」という視点で企画全体を考えたことで、学生の立場ではなかなか得られない俯瞰的な視点が持てました。
GPANを終えた今は、やりきった達成感が一番大きいです。特に嬉しかったのは学生同士が仲よくなれたことです。宿泊先では温泉で長い時間を過ごしたり、プライベートな話題で盛り上がったりと、大学や地域の垣根を越えた交流が自然に生まれました。私も他大学の学生や産業界の方々といろいろな話をすることができ、視野が広がりました。
GPANの最大の目的は全国の学生同士のつながりの場をつくることなので、その目的が実現できたことを何より嬉しく思います。
ディベートで視野が広がる
早稲田大学M1 岩瀬 暁海(いわせ あきうみ)

私は昨年のGPANにも参加し、ディベート大会に臨みました。そのときの経験を活かし、今回は学生幹事としてディベートテーマの考案、現地下見、当日の運営を担当しました。
特に苦労したのは、ディベートテーマの選定です。ディベートは肯定派と否定派に分かれて行うので、片方に有利なテーマを選んでしまうと議論が成立しません。参加学生の専門性も考慮する必要があります。そうした多様な観点からテーマ選定を進めたことで、スムーズな運営に向けた俯瞰的な視点を養うことができました。
設備見学会では、職員の方の丁寧な解説で揚水発電についての理解を深めることができました。産学意見交流会では、学生同士のみならず、産業界の方々と活発に交流できました。ディベートについても、短い時間にも関わらずしっかりと主張を組み立て、適切に議論できたと思います。このような大きなイベントを運営する機会をいただけたことに感謝します。
学生幹事は非常にやりがいの大きい仕事です。学生同士だけでなく、教員幹事やパワーアカデミーの方々とも適宜協力しながら、企画の立案から運営まで携われるのは、得難い経験ではないでしょうか。出身の異なる大学の方々と交流を重ねる中、電気工学に関することのみならず、様々な知見を深めることができたこともよかったです。
もちろん大変なこともありますが、本当にやりがい十分なので、ぜひとも多くの方に学生幹事を経験していただきたいと思います。
学生間の交流を楽しみました
徳島大学M1 安達 大将(あだち ひろまさ)

今回のGPANを振り返って、特に大変だったのは当日に向けての事前準備でした。学生幹事たちがみな研究や就活に忙しく、お互いの時間を合わせて話し合うことは簡単ではありませんでした。しかし、リーダーの的確な指示により、迅速に準備することができました。
本番は特に大きな問題もなく、落ち着いて過ごせたという印象です。2日目のディベート大会の進行がかなり押してしまったものの、臨機応変に対応することができました。これも準備を重ねた学生幹事の仲間や、支援してくださった教員幹事・事務局の皆様のおかげだと感謝しています。参加者が全力で議論する姿を見られたことは、学生幹事としての大きな喜びでした。
また、多くの人と交流することで様々な刺激を得ることができました。特にホテルが相部屋で、温泉があったために学生間の交流が活発だったのもよかったと思います。
学生幹事の仕事は、研究や就職活動などと両立しながら準備を進める必要があり、大変なこともあります。しかし、仲間と協力しながら一つの大会をつくりあげる経験はとても貴重なもので、本番を終えたときは非常に大きな達成感ややりがいが得られます。
自由度が高く、自分たちで考えながら取り組めるので、ぜひ大変さも含めて楽しみながら、積極的にチャレンジしていただければと思います。
苦労も、貴重な経験として
広島大学M1 岡田 栞里(おかだ しおり)

昨年度のGPANに参加した際、他大学の学生や教員の方、産業界の方とたくさん交流できたことは、普段学外の方と接する機会の少ない私にとって大変貴重な体験となりました。次ぜひ後輩たちにもそうした楽しみを味わってほしいと考えたことが、学生幹事に応募した一番の動機です。
実際、準備段階から大学の垣根を越えて交流する仲間たちの姿を目の当たりにし、やってよかったと思いました。
一方で、インターンシップの期間や学会準備とぶつかったことで、時間の調整には苦労しました。特に大変だったのは、各方面から送られてくる多くのメールについて、連絡事項を把握したり、返信したりといった対応をしなくてはならなかったことです。結局、事前準備はほとんど人に任せきりで、私は当日使用するスライド作成と一部司会を担当しました。
このようにスケジュール調整に苦労しながらも期間内にやりきれた体験は、社会人になったときに十分活きてくると感じています。
後輩の皆さんも、私のようにインターンシップの時期と重なってしまうのでは、と懸念されているかもしれません。確かにスケジュールのやりくりには、私自身、苦労しました。しかし、他大学の学生たちと協力し、交流する機会は非常に貴重なもので、大いに楽しむことができました。めったにない素晴らしい機会ですので、大変なこともいい経験だと受け止めるつもりで、ぜひ参加してください。







