第1回GPAN interview 色々な人たちとつながり運営できたことは、大きな達成感です。

今回の学生交流会「GPAN」のディベート大会は、企画段階から当日の進行まで、5人の学生幹事が主体となり開催されました。北海道から広島まで、地域も学年もバラバラな5人が、日ごろの研究と並行して運営を行ったのです。5人の学生幹事に、今回のGPANの運営で苦労したことや、その感想をインタビューしました。

リーダーとして運営のノウハウを学べました

北海道大学D2 真鍋勇介さん 統括リーダー(司会)

GPANに参加したきっかけは、先生からのお誘いでした。そもそもひとつのことを企画から運営まで行った経験があまり無かったのですが、学生主体で運営できることに興味があってお引き受けしました。

プロジェクトのスタートは今年の1月で、2か月ごとにWEB会議を行いました。その間、自分が学年も歳も上だったこともあり、自然とリーダー的立場になり「今どういう状況で、いつまでに何をどれくらいやるのか」といったことを明確にしながら、準備を進めていきました。具体的には、WEB会議上で資料作成や司会、学生幹事内の担当決めなどを行いました。ほぼ初めての経験だったので非常に大変でしたが、原先生やパワーアカデミー(以下「PA」)事務局の方のご指導を仰ぎながら進めていくことができ非常に勉強になりました。

今回の活動を通して、一緒に運営を行った学生幹事や先生方と知り合いになれたことが、一番の収穫だと感じています。会社や学校など、日本全体が基本的に縦のつながり。滅多にない横のつながりをつくれたことは大きな意議であったと思います。

ディベート大会のルールづくりからトロフィー選びまで、打合せの重要性を痛感しました。

北海道大学M2 下町健太朗さん ディベート&トロフィー担当

参加のきっかけは、GPANの前に、他大学(四つの大学)と合同ゼミを行ったことです。他大学との交流は刺激的で面白かったので、GPANも「ぜひやってみよう」と思いました。

ディベート担当になったものの、実はディベートは中学のときに一度やっただけです。その淡い記憶を思い出してルールをつくりました(苦笑)。参考にしたのは「全日本大学ディベート選手権」で、時間内に終わるように色々と工夫しました。またテーマは、メンバーで投票して決めましたが、議論が白熱しやすいものを出し合いました。候補案として「全量買い取り」「原発」「スマートグリッド」「周波数統一」などがありました。

「トロフィーはクリスタルに北海道の送電鉄塔の写真をあしらったもの。真鍋さんに撮影を依頼して作成しました」(下町さん)。

今回のGPANは第1回目で、今後の原型となるものなので、緊張感と責任感を持ってのぞむことができました。私の場合、色々と決める事項が多かったので、メンバーや業者の方との打合せの重要性を痛感しました。また、GPANの1週間前に開かれた電気学会B部門大会では、他大学の学生と共通の苦労話などで楽しく交流ができました。先生方とも当日の懇親会で色々な話ができました。今後、電気学会全国大会などで皆さんと再会するのが楽しみです。

学生幹事のみなさんと、信頼のおける仲間になれました

徳島大学M2 池下亮さん PCレンタルや会場セッティング担当

他大学の学生との交流の場を設けるという内容に面白みを感じて、幹事として参加しました。自分はいわゆる機材担当で、基本的にすべて業者の方とはメールベースでのやり取りで手配いたしました。普段の研究や授業ではこうした経験が全くなく、未知の体験で苦労しましたね。特に机の配置と合わせて電源等、コード類の準備に頭を悩ませました。

また学生幹事のメンバーは、初対面の人たちでしたのでWEB会議やメールでは、緊張の連続でした。ちなみにメンバーとはじめて、直に顔をあわせたのは一週間前でした。

今、GPANが終わって感じているのは、「信頼のおける仲間たち」と、「成功を納めることができたという達成感」です。今回の運営は学生主体ということで、互いに意見を出し合い活発なやり取りを行う中で、それぞれがよりよい企画にしようとする熱さを持ち、信頼関係が築けたように感じます。その結果、学生幹事の仲間たちと、バックアップして下さった先生方、PA事務局の方々のご協力を得て、第1回GPANを成し遂げることができ、大きな達成感とやりがいを感じています。私は来年から社会人になりますが、今後もGPANと何らかの形で関わっていくことができれば、と思っています。

学生幹事間のつながりは、一生大切にしたいと思います。

広島大学M2 出口翔太郎さん アンケート担当

きっかけは、第1回目ということで「ゼロからの挑戦」で面白そうだと思ったことです。また、普段なかなか交流のない他大学の学生との共同作業もチャンスだと考えました。

今回運営側として実感したのは、裏方の大変さです。文章一つひとつも、誤解なく相手(参加者)に伝えるためにはどうすればよいか?また、物の配置をどうすれば効率良く運営できるか?といったことに配慮する大切さを学ぶことができました。
もうひとつは、情報共有の大切さです。当日の運営や学生幹事同士のミーティングでは、前回までに決まっていたことを忘れるなど、色々とトラブルもありました。そのため、個々人が確認することはもちろんですが、チームとして一つひとつの事柄を確認することの大切さも実感しました。

多くの社会人の方々からご助言、ご指摘を頂きながら、大学生5人だけで準備から当日の運営まで、責任感を持って1つの"プロジェクト"を無事遂行できたことに、大きな達成感とやりがいを得ることが出来ました。この経験は、来年から社会に出る自分にとって大きな自信に繋がりました。ここで得た学生幹事間のつながりは、一生大切にしたいと思います。

普通の学生では体験できない時間を過ごしました

名城大学M1 重野弘喜さん タイムキーパーなどを担当

GPANの話が持ち込まれたのは、学部4年の時です。卒論を書いている最中でした。飲み会後の帰り際で先生に「日本を救ってみないか」と言われて、何のことかと思ったら、GPANの運営でした(笑)。他大学の学生や先生と交流を持てるということで、興味を持って参加しました。

基本的に、WEB会議とメールでメンバーと準備を進めてきましたが、そのやり取りに苦労しました。学生はメールのやり取りの経験があまりないからです。また数回行われたWEB会議において、一つの事項に対して一人ひとりが意見を述べ、まとめるといったことも行いました。意見が分かれることもあり苦労しましたが、普通なら学生の間では体験できない会議ができて勉強になったと思っています。

また、他大学の先生方(教員幹事)やPA事務局の方々と関わりを持てたのは、幹事の特権のような気がします。GPAN前日での慰労会において、とてもラフな会話で交流ができました。

今後、今回知り合った他大学の学生とは、具体的な予定はありませんが、声をかければ集まれるという仲にはなれたと思っています。話すことに夢中で、SNSの申請を忘れてしまったのが少し後悔です(苦笑)。