再エネとエネルギー貯蔵から学ぶSDGs時代の電力システム講座
受賞年度 | 2023年度 |
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受賞種別 | 優秀賞 |
所属・氏名 | 苫小牧工業高等専門学校 創造工学専攻 |
対象学年 | 中学校3年生程度 |
教材の種類 | 講義プログラム |
教材の目的 | 昨今、SDGsの目標達成の一環で再生可能エネルギーの大量導入が進んでいる。しかし、再生可能エネルギーの大量導入だけでは解決できない問題や新たな課題が生まれてくる。そこで、本教材では、各再生可能エネルギーの特徴と電力システムの基礎とエネルギー貯蔵技術を中心に講義・実験を行う。 |
教材の概要 | 本教材により、再生可能エネルギーとエネルギー貯蔵技術の理解を深め、学校で習う機会が少ない電力システムにおける「同時同量」や「電力品質」について学ぶことで、SDGs課題の7番「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、11番「住み続けられるまちづくりを」、12番「つくる責任つかう責任」について考えてもらうことが達成目標である。 |
オリジナリティ・アピールポイント | 今回の教材では講義と実験でそれぞれアピールポイントがある。まず、講義資料では、SDGsの7番、11番、12番をそれぞれ「再生可能エネルギー」、「ベストミックス」、「需給バランスと同時同量」に当てはめて説明している点である。さらに九州エリアの出力抑制の需給グラフから再エネの安定性、さらに貯蔵技術の話に発展させ、一般的に知られていない電力システムの話に繋げている。実験では、モーターにフライホイールをつけて運動エネルギーの貯蔵実験を行っている点である。太陽光パネルとLEDの点灯実験はよく目にするが、フライホイールの蓄電技術について実際に体験できる教材はあまり無いため、今回の実験教材は、エネルギーの貯蓄について様々な方法を学べるものとなっている。 |
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