受賞年度 2022年度
受賞種別 優秀賞
所属・氏名 名城大学 理工学部 電気電子工学科

齋藤 令次(代表者)
岩田 智暉

対象学年 中学校3年生程度
教材の種類 講義プログラム
教材の目的

私たちの身の回りには電気回路であふれている。電流は回路の設計を間違えてしまうと人体に危険が及ぶため、電流の危険性について知ってもらうこと。中学生は電気について理解が浅いため、電気についてもっと知ってもらい、回路を実際に設計することによって、設計の楽しさを知ってもらうことの2つを目的とする。

教材の概要

電流と電圧についてアニメや動画から楽しく学ぶ事で理解を深めることを目標としている。私が塾講師をしていた際に、オームの法則を覚えていない人が多かった。この理由として現実の回路を制作させていないため、回路図のみではイメージがしづらい点にあると考えており、実際に回路図から回路を制作させることによって生徒の興味を惹くことができると考える。電気の分野が苦手な学生も楽しんで学ぶことが出来る。

(1)アニメを用いて説明する電気の危険性(10分)
(2)オームの法則の説明(20分)
(3)実験(スライドで見せる)(5分)
・電圧の大きさ、電流の向きをプロペラとブザーを用いて説明する。
(4)実験(自分で制作し、気づいたことを書く)(15分)
~休憩(10分)~  ※電池は電池ボックスから抜いて休憩すること。
(5)(4)回路から気づいたことの共有(10分)※学校で班が決まっていなければ4~5人の班を作る。
・気づいたことを共有することで班との仲を深めたりして楽しむことが出来る。
(6)自由制作(35分)※作った回路は電池を入れる前に必ず先生に確認をしてもらうこと。
・班の人と制作した回路を見せ合いながら楽しんでもらう。
(7)電化製品の実際の回路と授業のまとめ(5分)

オリジナリティ・アピールポイント

・アニメを用いて説明することによりわかりやすくかつ面白く説明している点。
・問題形式にしていることで電気についての中学生の理解が深まる点。
・人や身近なものでオームの法則や直列、並列の違いをわかりやすく工夫している点。

この教材に関連するキーワード

受賞教材に対するご意見、ご感想等ございましたら、下記アドレスに送信ください。
パワーアカデミー教材企画コンテスト受付窓口
住所:東京都千代田区大手町1-3-2経団連会館16F
e-mail : pacontest@ee-si.eng.hokudai.ac.jp
(注)北海道大学内のメールサーバを使用しています。

他の教材を探す


電気工学イベント