萌芽研究テーマ「電気工学分野の将来展開を見据えた研究」

2022年7月掲載

研究助成採択者インタビュー

2020年度の萌芽研究に採択させていただいた皆様に、研究の解説、電気工学への思いなどをお話いただきました。

茨城大学 鵜野 将年 准教授

よりシンプルで低コストのEVシステムに貢献

EVの電力源として用いられるリチウムイオンバッテリの特性劣化を防ぐ研究に取り組み、シンプルかつ低コストでの交流内部加熱手法を開発。萌芽研究に採択されました。

北海道大学大学院 川島 伸明さん
(博士課程枠)

スマートインバータの評価と開発のために

スマートインバータが系統内に多数台導入された際の効果を明らかにするための系統縮約技術を開発。萌芽研究に採択されました。

岡山大学 井上 良太 助教

高周波かつ大容量な非接触給電システムに向けた電圧分散型オープンコイルの基礎研究

電気自動車普及への大きな貢献を目指し、巻線部分を複数に分割した「電圧分散型オープンコイル」を提案。萌芽研究に採択されました。

名古屋大学 兒玉 直人 助教

高圧直流遮断に適した直流ヒューズの実現に向けたヒューズ内部アークの新規消弧媒体の開発

熱プラズマを消滅させる新材料を選出。ヒューズ開発の中で大きなブレークスルーにつながる道を示し、萌芽研究に採択されました。

2020年度に採択された研究のテーマや概要、研究者を一覧でご確認頂けます。


電気工学の未来