特別推進研究テーマ「更なるエネルギーの高度利用を目指した次世代電力システム」萌芽研究テーマ「電気工学分野の将来展開を見据えた魅力的な研究」

2015年5月掲載

2013年度採択者インタビュー

パワーアカデミーでは、産学連携をさらに促進するため、毎年、研究助成を行っています。2013年度の特別推進研究の公募テーマは「電力システムの持続的な発展に寄与する技術 -維持管理の高度化や次世代電力システムの構築をめざして-」としました。

特別推進研究と萌芽研究に採択させていただいた皆様に、パワーアカデミーへの期待などを分かりやすくご紹介いただきました。

金沢大学 田中 康規教授

次世代直流・交流電力システムを視野に入れたSF6・代替ガスアーク遮断現象の高精度実験および高精度数値解析

電力遮断器において使用されているSF6ガスの代替ガス実現のため、アーク遮断のメカニズムを解明する研究で、「特別推進研究」に採択されました。

宮崎大学 武居 周准教授

雪氷付着がいしの絶縁耐性評価手法に関する研究

雪氷が付着した“がいし”の絶縁性能が低下するメカニズムを解明する研究で、「萌芽研究」に採択されました。

琉球大学 浦崎 直光准教授

消費エネルギー予測に基づいた電気自動車用ハイブリッド電源の負荷配分に関する研究

電気自動車の電源「蓄電池」の劣化防止と新たなエネルギーシステムを開発する研究で、「萌芽研究」に採択されました。

島根大学 梅上 大勝さん(博士課程枠)

高速スイッチングにおける誤点弧解析

次世代半導体デバイスの高速スイッチングにおける“誤点弧”という現象の解析研究で、「萌芽研究」に採択されました。

2013年度に採択された研究のテーマや概要、研究者を一覧でご確認頂けます。


電気工学の未来