特別推進研究テーマ「更なるエネルギーの高度利用を目指した次世代電力システム」萌芽研究テーマ「電気工学分野の将来展開を見据えた魅力的な研究」

2014年5月掲載

2012年度採択者インタビュー

パワーアカデミーでは、産学連携をさらに促進するため、毎年、研究助成を行っています。2012年度の特別推進研究の公募テーマは「更なるエネルギーの高度利用を目指した次世代電力システム」としました。

採択した研究の中から特別推進研究1名、萌芽研究3名の計4名の先生方に、研究内容や今後の可能性、パワーアカデミーへの期待などを分かりやすくご紹介いただきました。

静岡大学 道下 幸志教授

スマートグリッドのための、スマートグリッドによる雷害対策高度化

スマートグリッドの膨大な情報網を活用し、スマートグリッド自身の雷害対策に役立てる研究で、「特別推進研究」に採択されました。

愛知工業大学 雪田 和人教授

需要家系統における負荷種別と容量推定に関する研究

将来のエネルギー管理システムの高度化のために、需要家の消費エネルギーを見える化する研究で、「萌芽研究」に採択されました。

芝浦工業大学 藤田 吾郎教授

モジュール型電力系統実習装置による電力の見える化

未来の電力技術者の育成のために、より理解しやすい電力系統実習装置を研究・開発され、「萌芽研究」に採択されました。

北海道大学 佐藤 孝洋さん(博士課程枠)

振動エネルギーを小電力源として活用する振動発電デバイスの開発

夢の環境発電技術“振動発電”を電磁誘導で実現する研究で、「萌芽研究」に採択されました。

2012年度に採択された研究のテーマや概要、研究者を一覧でご確認頂けます。


電気工学の未来