パワーアカデミー研究助成とは

パワーアカデミーでは、活動の大きな柱の1つとして「産学共同研究の促進」を掲げています。これは、「パワーアカデミー研究マップ」に基づき、電力供給システムの将来、高度なエネルギー利用、経年設備のリフレッシュ・高機能化など様々な視点から、産業界の中長期的な課題を想定して、産学共同研究を促進する取り組みです。この取り組みの一環として、毎年、大学・高専等の先生方に研究助成を行っております。

パワーアカデミー研究マップとは

「パワーアカデミー研究マップ」とは、産業界が抱える電気工学に関する技術課題やニーズに対応して大学や高専が実施する研究テーマを体系的に整理したものです。

パワーアカデミーでは、この「パワーアカデミー研究マップ」を活用し、国(各省庁)、大学運営当局、社会全般に対して産学連携による各研究活動の必要性をアピールしていくとともに、産業界と大学、大学同士の相互連携による新規研究プロジェクトの立ち上げや共同研究促進のためのコーディネートを行っていくほか、電気工学に対する学生の興味の喚起などにも活用していきます。

「パワーアカデミー研究マップ」は電気工学系教員と産業界がお互いにアイデアを出し合いながら逐次バージョンアップを重ね、充実させていきます。

研究マップ概要図

公募する研究助成の種類

産学間のコミュニケーションを全国レベル・地域レベルにおいて様々な形で展開し、諸活動のベースとなる人的ネットワークを構築していきます。

(1)特別推進研究
独創的、先駆的かつ電気工学分野への波及効果が期待できる研究
応募資格:日本国内の大学または高等専門学校に所属する常勤の教員(複数の教員による応募)

(2)萌芽研究
電気工学分野の将来展開を見据えた魅力的な研究
応募資格:日本国内の大学または高等専門学校に所属する常勤の教員〔博士課程(後期)の学生も応募可能〕


電気工学の未来