vol.47 富山大学

自由な研究環境の中、自分ならではの研究テーマを通じて成長したい。

学生インタビュー vol.47

自由な研究環境の中、自分ならではの研究テーマを通じて成長したい。

富山大学 エネルギー変換工学研究室
田中大貴さん、東弘貴さん、松野恭尚さん

富山駅から路面電車に揺られて約20分。緑あふれる美しいキャンパスが、富山大学の五福キャンパスです、今回はここの「エネルギー変換工学研究室」におじゃまし、お話を伺いました。30名近い大所帯の研究室は2つのチームに分かれ、一人ひとりが自分の研究テーマに打ち込んでいます。学生の自主性を大切にする自由な雰囲気が特長の研究室です。

※2019年5月現在。文章中の敬称は略させていただきました。

電気の技術者はどこでも求められていると実感

電気工学を学んでいてよかったと思うのはどのような点ですか。

松野:最初にもお話ししましたが、やはり就職に強いことが一番だと感じています。私は進学予定なので就職活動はしていないのですが、友人に話を聞くとそのことを実感します。

田中:電気は生活に不可欠のものですが、以前はそんなに気にも留めませんでした。それが電気工学を学ぶようになってからは電気に対する好奇心が強くなり、もっと知りたいと思うようになりました。

:私も田中君と同じで、大学で電気工学を学ぶようになってから、電化製品の仕組みなどに興味を持つようになりました。その結果、小さなスマートフォンの中に1,000個以上も電子部品が使われていることを知り、大変驚きました。これからも電気を学ぶことで、よりよい電化製品の選択など、暮らしの中に活かしていきたいです。

東さんは就職が決まっているとのことですが。

:はい、IT系の企業で、コンピュータのハード設計の仕事に携わる予定です。

就職活動中は、電気工学出身者に対する採用ニーズが高いと感じましたか。

:ええ、確かにそれは感じました。実際にインターンシップや合同企業説明会などでは「電気系の学生を待っている」と多くの企業の採用担当者が話すのを耳にしましたし、先輩方の就職先もインフラ関係からメーカーまで、実に多岐にわたっています。電気工学の出身者は企業の規模や業種にかかわらず、どの地域でも強く求められているのではないでしょうか。

では最後に、皆さんの夢を聞かせてください。

松野:今のお話にもあったように、私は電気工学の出身者としてメーカーに就職し、ものづくりに携わりたいと考えています。社会の役に立つような製品づくりに挑戦したいですね。

:私はIT系企業でエンジニアとして働く中で、労働者人口の減少や働き方改革など、日本の社会が抱える様々な課題に対するソリューションを提供し、社会を豊かにすることに貢献したいと思います。

田中:私も電気工学を学んだことを活かし、将来はエンジニアとしてさまざまな領域のものづくりに携わりたいと思います。

皆さん、風通しのいい環境でのびのびと研究生活を楽しんでいらっしゃると感じました。本日はどうもありがとうございました。

※インタビューへのご質問、お問い合せにつきましては、「こちら」にお願いします。

バックナンバー

バックナンバーを絞り込む

研究キーワードから探す

大学の所在地から探す

サイト更新情報をお届け

「インタビュー」「身近な電気工学」など、サイトの更新情報や電気工学にかかわる情報をお届けします。

メールマガジン登録