実験および数値解析による遮断アークにおける固体材料相互作用の影響の解明
採択年度 | 2009年度 |
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研究者氏名 | 金沢大学 理工研究域 電子情報学系 准教授 田中 康規 |
萌芽研究テーマ | C:「電力インフラの適切な維持」のために |
研究概要 | 実験と数値計算の両方を軸にして、特にアークプラズマと固体電極および固体ポリマーとの相互作用について詳細な検討を行う。さらに、ポリマーアブレーション現象を利用した遮断技術について、これら溶発ガスの原子分子論的輸送係数の計算、アーク遮断およびアブレーション過程の電磁熱流体解析を理論物理の立場から数値解析研究を行い、これらの理論的なアプローチを裏付けるために、簡易実験装置によりポリマーアブレーションによるアークへの影響を基礎検討する。 |
外部発表情報 | 1. 竹澤,田中,上杉,「ポリマー溶発におけるポリマー損耗量とコラム電界の熱流体解析」,放電学会年会A-1-5, 2010.11
2. 竹澤,田中,上杉,「ポリマー溶発アークにおけるポリマー損耗量測定と数値解析予測」,電気関係学会北陸支部連合大会2010.9 3. 竹澤,田中,上杉,「片側密閉型ポリマー溶発アークの実験およびその電磁熱流体解析の比較」,電気学会開閉保護高電圧合同研究会資料ED-10-044, SA-10-060,SP-10-011, 2010.6 4. 竹澤,田中,上杉,「固体内部の熱伝導を考慮したポリマー溶発現象の電磁熱流体解析- PA6, PAI, PEI の場合-」,平成22年電気学会全国大会6-198, 2010.3 5. 竹澤,田中,上杉,「電流減衰時におけるポリマー溶発アークの電磁熱流体解析」,電気学会開閉保護研究会資料 ED-09-154, SP-09-25, HV-09-34, 2009.11 |
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