電気による未来創造を産学連携で

運営委員会 委員長  関根泰次

日髙邦彦
東京電機大学 特別専任教授
東京大学 名誉教授

現代社会において電気は空気や水と同様、生活に不可欠な存在になっています。また、その電気を作り、送り、利用する電力インフラは、情報通信、交通、上下水道など他のインフラを支えていることから、インフラ中のインフラ、リーディング・インフラとも呼ばれています。

現在、人類が直面する地球温暖化問題、脱炭素社会の実現、エネルギー問題、激甚化する自然災害対応などに、リーディング・インフラとして絶えず解決法を提案していく社会的要請があります。これに応える基盤学術が電気工学で、その重要性は過去、現在、そして未来も変わりありません。

パワーアカデミーは電気工学による人類の未来創造を目指して2008年4月に活動を開始し、電気工学を基盤とする産業界と学界との産学連携という全国大の枠組みで、研究・教育の両面にわたり未来を育む施策をいくつも推進しております。

パワーアカデミーに対する関係各位の積極的なご支援をよろしくお願い申し上げます。

パワーアカデミーを2008年4月に創設いたしました。