自動給電システム
- 英語名
- Energy Management System(EMS)
計算機や通信装置等を用いて、発電所の発電機出力、系統の潮流・電圧・周波数等の情報を取り込み、時々刻々変化する需要に応じて発電機出力を制御する等、発電機の経済運転・周波数調整・潮流・電圧の制御および記録・統計・需給計画等の給電運用業務を自動的に処理実行するシステムの総称。電力会社の中央給電指令所等に設置される。主な機能に需給計画作成、監視、経済負荷配分制御(EDC)、負荷周波数制御(LFC)、電圧・無効電力制御(VQC)等がある。
出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)