汽力発電
- 英語名
- steam power generation
燃料をボイラで燃焼し、その熱エネルギーで高温高圧の蒸気をつくり、これを蒸気タービンに入れて機械動力（回転動力）に換え、さらに発電機で電気に換える方式である。
汽力発電所は基本的には給水系統、燃料系統、空気系統、蒸気系統、電気系統、冷却水系統によって構成されている。
また近年、発電所の大容量化および高効率化を図るため、亜臨界圧の自然循環ボイラおよび強制循環ボイラに代わり、蒸気条件を高めた超臨界圧貫流ボイラが多く採用されている。
出典）「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)