CO2排出原単位

英語名
CO2 Emissions Intensity

ある活動によって消費したエネルギー使用量当たりのCO2排出量の標準的な分量をCO2排出原単位という。電気事業においては、発電電力量1kWh当たりのCO2排出量として、CO2排出量を使用電力量で除した、使用端CO2排出原単位が用いられている。電源別の燃料燃焼によるCO2排出原単位は、多いほうから石炭火力(約800g-CO2/kWh)、石油火力(約700g-CO2/kWh)、LNG複合火力(約400g-CO2/kWh)の順になっている。化石燃料を使わない原子力、太陽光、風力等の電源は発電時にCO2を排出しない(設備・運用面におけるCO2排出を考慮してもCO2排出原単位は非常に低い水準)。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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