CDT方式

英語名
Cyclic Data Transfer

マスタレス、トークンバス方式におけるノード間の情報のやり取りに用いる方式の一つ。サイクリック伝送では、各ノードが常時順番に最新データを放送し、これを必要とする全ノードが同時に受信する。したがって、各ノードが個々に必要ノードと1:1で周期通信する方式の場合のように、ノード数のべき乗で回線負荷の増大を招くことはない。また、各ノードがデータを放送する周期が必ず一定時間以内になるように保証される。なおCDT方式では、ネットワーク上に一つの8Kビット+8Kワードのコモンメモリと呼ばれる仮想メモリ空間が情報のアドレスとして用いられ、各ノードの発信データはあらかじめこの空間上のどこかに割り当てられている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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