超高圧送電線

英語名
ultra high voltage transmission line

公称電圧が170kV以上の送電線をいう。戦後の電力需要増大により、送電ロスが少なく、遠方まで安定送電できる超高圧送電線が要求され、1953年に国内初となる275kV送電線が、1973年には500kV送電線が建設された。現在わが国の運転最高電圧は500kVであるが、一部1,000kVで設計されたものもある。高電圧化により送電損失の減少、下位電圧系統の分割による短絡・地絡電流の抑制等も可能となった。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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