電子工作を利用したバイオマス発電を理解する学習教材
受賞年度 | 2023年度 |
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受賞種別 | 優秀賞 |
所属・氏名 | 津山工業高等専門学校 総合理工学科 |
対象学年 | 中学校2~3年生程度 |
教材の種類 | 講義プログラム |
教材の目的 | 主に牛乳プラスチックを用いて、電子工作(LED点灯回路)を行うことで、バイオマス発電について理解を深めることができる教材開発を目的とした。本コンテストのテーマが「SDGs×電気」ということで、再生可能エネルギーに着目した。現在、中学生らは再生可能エネルギーを学ぶ機会が増えている。その中でも、太陽光発電や風力発電、地熱発電について学ぶことが多い。バイオマス発電は、動植物などから生まれた生物資源を発電に用いるため、化石燃料を使わず、地球温暖化の防止になるという特長があり、もっと中学生に知ってもらいたいと考えている。本教材では、バイオプラスチックやLED照明など環境にやさしいモノを知ってもらい、中学生らに普段の生活で環境に優しいものを使うことを意識してもらうなど工夫されている。また、電子工作を行う事により電気電子分野に興味をもってもらうことも目的としている。 |
教材の概要 | 1クラス約30人を対象として実施する。全体で約2時間の講義、実験を行う。以下の説明は、副教材となるPowerPointを用いて説明する。 |
オリジナリティ・アピールポイント | 地元である岡山県ではバイオマスツアーなども開催されており、この講義プログラムを実現することで地域貢献できるようになる。中学生では学習する機会が少ないバイオマス発電を学習することが可能な教材である。牛乳プラスチックと電子工作の組み合わせにより、楽しみながら実験・学習することができる。また、環境にやさしいモノについて中学生らが考える機会になるように工夫されている。 |
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