手回し発電機を極める~電圧と電流で学ぶ電気工学の基本~
受賞年度 | 2022年度 |
---|---|
受賞種別 | 最優秀賞 |
所属・氏名 | 苫小牧工業高等専門学校 創造工学科 岡本 昂大(代表者) |
対象学年 | 中学校3年生程度 |
教材の種類 | 講義プログラム |
教材の目的 | 電圧と電流を理解することで身の回りの電気のほとんどを理解することができる。本教材では「手回し発電機」を用いて、直列と並列の電圧、電流について解説する。特に義務教育ではあまり触れられない電源の並列接続について深掘りし、電流と負荷の関係性や同期発電機の並行運転について理解を深めてもらう。 |
教材の概要 | 電圧と電流と熱の関係について理解する。電気ストーブの電流を計算し、熱が発生する電気機器の電流が大きいことを確認する。手回し発電機を並列接続、直列接続し、豆電球の明るさから接続方式ごとの電圧と電流について理解する。班ごとの実験で、発電機の軽さと重さを実感してもらい、電流の負荷分担が行われていることを確認する。 |
オリジナリティ・アピールポイント | 手回し発電機だけで電圧、電流、さらに負荷の重さを学ぶことができ、汎用性が高い。電源の並列接続について細かく解説している教材が無い中で、実際に並列接続での発電を体験し、並行運転での負荷分担を学ぶことができる。マイコンや電子回路などを使わないため簡単に電気工学の基礎について学ぶことができる。 |
この教材に関連するキーワード |
応募作品のダウンロードをご希望の方は、以下のパワーアカデミー活動の趣旨、電気工学教材企画コンテストの目的をお読みのうえ、画面下の□にチェックを入れてください。
- パワーアカデミー活動の趣旨
産学が共通のビジョンのもとに連携し、電気工学分野の研究、教育を全国的に支援するとともに、本分野の魅力や重要性に対する社会の認識を高めるPR活動を展開し、電気工学分野の一層の発展に寄与することを目的として活動しています。 - 電気工学教材企画コンテストの目的
応募者自身の「電気工学の魅力」や「電気工学を学ぶ楽しさ」の習得、応募作品の教育現場や家庭における教育ツールとしての活用を目指しています。
同意してダウンロード
受賞教材に対するご意見、ご感想等ございましたら、下記アドレスに送信ください。
パワーアカデミー教材企画コンテスト受付窓口
住所:東京都千代田区大手町1-3-2経団連会館16F
e-mail : pacontest@ee-si.eng.hokudai.ac.jp
(注)北海道大学内のメールサーバを使用しています。
教材検索
年度を絞り込んで表示
2024年度 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度
キーワードで絞り込んで表示
電気の基礎(17) 電力系統(6) 電力機器(7) パワーエレクトロニクス(6) 超電導(0) 燃料電池(0) 風力発電(4) 太陽光発電(6) 電気自動車(1) 蓄電池(バッテリー)(2) 電気利用(機器)(3) IT(5) 医療機器応用(0)