2021年度パワーアカデミー研究助成「特別推進研究」の採択式
2022年1月31日
1月24日に東京工業大学にて、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえで、2021年度パワーアカデミー研究助成「特別推進研究」の採択式を行いました。今年度の特別推進研究は、研究件名が「高圧直流電気鉄道システムの実現を可能とするハイブリッド直流遮断器の開発」であり、研究代表者は東京工業大学の全 俊豪助教、共同研究者は東京大学の大西 亘助教、埼玉大学の稲田 優貴助教となっています。
採択式では、パワーアカデミーの岡村事務局長が挨拶を申し上げた後、ご出席された全助教と大西助教、稲田助教に採択証書を授与し、研究に対する今後の抱負などについて、お言葉をいただきました。
東京工業大学 全 俊豪助教 からの今後の抱負
この度は特別推進研究に採択して頂きまして、関係の皆様に厚く御礼を申し上げます。本研究課題は、私と埼玉大学の稲田先生が電気学会後の懇親会で議論したことをきっかけに着想し、2019年度より東京大学の大西先生にも加わって頂き、パワーアカデミーの萌芽研究の支援を頂きながら研究をスタートさせました。我々の研究目的は高電圧大電流の直流を確実に高速遮断できるハイブリッド直流遮断器の開発になります。研究グループ全員が30代の助教という非常に若いチームですが、研究遂行能力とチームワークは最高である自負しております。2年後には研究目標をしっかり達成し、実用化へとつなげていきたいと考えておりますので、今後ともご支援の程よろしくお願い申し上げます。