PWR(加圧水型炉)
英語名pressurized water reactor
軽水炉(減速材、冷却材に軽水を使用する炉)の一種で、原子炉中で熱せられた高温の水(軽水)に高い圧力をかけ、沸騰させない状態で一次系の配管を循環させる。この高温高圧の一次系の水と二次系の水が蒸気発生器を介して熱交換が行われ、二次系の水は蒸気となってタービンへ送られる。
この炉型の特徴としては、
①冷却材が加圧されているので沸騰せず、炉心および原子炉圧力容器を小型に設計できる。
②二次系機器に、放射線対策を必要としない。
等があげられる。