英語名spot network system

22(33)kV配電線において採用される方式で、都心部の高層ビル等で高密度の大容量負荷がある場合等に適用される。一次配電線を2回線以上(通常3回線)で受電し、回線ごとに設置された変圧器の2次側を共用するため、一部の一次配電線または変圧器が停止しても無停電で受電できる極めて信頼度の高い供給方式。配電線の事故等により変電所の遮断器が開放されると、当該変圧器において低圧側から一次側に電流が逆流し、ネットワーク・プロテクタが動作する。この場合、この系統から供給されている低圧系統は、他の健全な一次配電線およびこれにつながるネットワーク変圧器を通して供給されることになるので、供給支障は全く生じない。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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