英語名shift from reliance on thermal power to hydropower

日本の電気事業は火力発電方式により始まったが、駒橋発電所(柱川水系)の運転開始(1907(明治40)年)等を機に火力発電所は予備化され、火力から水力への転換が行われて、水主火従の発電方式がとられることとなった。これに伴い料金も大幅に値下げが可能となり、電灯は石油燈、ガス灯等の競合エネルギーを駆逐して急速に普及していった。この後、各地で大規模な水力開発ならびに高電圧送電計画が相次ぎ、昭和30年代の新鋭火力の導入によって再び火主水従に転換するまで、水主火従方式が日本における供給力構成の一般的な形態となった。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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