英語名supply point

需給契約上、電力会社が需要家に対して電気を引き渡す地点であり、通常、電力会社の引込線と需要家の電気設備との接続点である財産分界点と一致している。需給地点は需要場所内の一地点とし、電力会社の電線路から最短距離にある場所を基準として需給両者の協議によって決められるが、山間地、離島等特殊な場所、あるいはその他特別な事情がある場合は、需要場所以外の地点を需給地点とすることがある。電力会社は需給地点において契約した標準周波数、標準電圧を維持することを要するとともに、需給地点から電源側の電気設備について保安の責任を負うことになっている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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