英語名tie line load frequency bias control(TBC)

周波数の変化量と連系線潮流の変化量とを同時に検出して、負荷変化が自系統内で生じたと判断した場合にのみ、自系統の発電機出力を制御する方式をいう。自系統内の負荷変化量を地域要求量(AR)といい、(系統定数)×(系統容量)×(周波数変化量)+(連系線潮流変化量)で表される。なお、本制御では系統定数として整定される値をバイアス値と呼ぶ。この方式は、50Hz系統では東北、60Hz系統では沖縄以外の各電力会社で採用されている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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