英語名nuclear fuel cycle

日本の原子力発電所では、鉱山で採掘されたウラン鉱石が製錬、転換、濃縮、再転換、成型加工の工程を経て、核燃料として原子力発電所の炉内で燃焼される。4~5年間の燃焼を経たウラン燃料(使用済燃料)にはプルトニウムと燃え残りのウランが含まれており、これを再処理し再び核燃料として再利用する一連の工程を原子燃料サイクルという。天然ウランの採鉱から成型加工までの工程をフロント・エンド、原子炉から取り出した後の使用済燃料の再処理工程等をバック・エンドと呼んでいる。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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