英語名cable cooling system

地中送電線を大容量化するため、空気や水でケーブルを強制的に冷却し、ケーブルの温度上昇を抑制する技術。強制冷却方式には、ケーブルの外側から冷却する外部冷却方式と、導体を内部から直接冷却する内部冷却方式とに大別され、実用化が進んでいるのは、主として外部冷却方式である。
代表的なものには、管路の中央部に冷水通水用の孔を2~6条程度設け、これに冷却水を流して周囲のケーブルを冷却する「管路間接水冷方式」、同様の方式を洞道や洞道内トラフに適用した「洞道内間接水冷方式」「洞道内トラフ間接水冷方式」、管路式においてケーブル収容管に直接冷却水を流してケーブルを冷却する「管路直接水冷方式」、多条数のケーブルが敷設される洞道内にファンを用いて、外部の冷たい空気を送りこみケーブルを冷却する「洞道強制風冷方式」等がある。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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