英語名economic load dispatching control

電力需要の変化に応じて、効率の異なる各火力・水力発電機の経済的な出力配分を計算し、発電機出力を制御する。一般的にはこの制御と負荷周波数制御(LFC)を組み合わせて発電機出力を制御している。
周波数制御の観点からEDCは数十分以上の周期で変動する負荷調整を分担するのに対して、LFCはそれ以下の周期を分担する。発電所への出力配分は等増分燃料費法(等λ法)により最経済となるよう決定される。この手法は各発電機の出力増加に必要な増加経費を各発電機で等しくなるよう配分すれば最も経済的になるというものである。水力発電機の場合は単位水量当りの価格である水単価を用いる。なお、EDCはELDと呼ばれることもある。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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