逆調整池式発電所
英語名equalizaing reservoir type power station
調整池式発電所や貯水池式発電所が1日の負荷変動に応じて使用水量を変化させると、発電所下流の使用水量が時間的に変動し、下流の各種利水事業等に支障を及ぼすことがある。
この変動する河川流量をもう一度フラットになるように調整運転することにより、下流に支障を与えないようにするものをいい、逆調整池式発電所は上流発電所の使用水量を逆に平均化調整する必要があることから、需要の変動に対応した発電はできない。単に逆調発電所と略される場合もある。
出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)