英語名proved reserves

埋蔵量を大別すると、原始埋蔵量と可採埋蔵量に分けられる。原始埋蔵量とは、油層内に存在している油量の総量をいい、このうち経済的かつ、技術的に採掘可能な部分を可採埋蔵量という。可採埋蔵量の分類では、一般に埋蔵量の値の信頼度の程度により、信頼度の高い順から確認埋蔵量(proved reserves)、推定埋蔵量(probable reserves)、予想埋蔵量(possible reserves)の3種類に区分して表すことが多い。
確認埋蔵量とは、現在の技術的・経済的条件の下で、確実に回収可能と推定される埋蔵量である。したがって確認埋蔵量は、石油でみた場合、新規油田が発見されたり、技術的・経済的条件が変化して、既発見油田が見直されるのに応じて変動する。2006年末の推計では、世界全体の石油の確認埋蔵量は約1兆2,000億バーレルで、うち62%が中東に集中している。次いでアフリカに10%、中南米に9%が賦存し、これら3地域で約80%を占めている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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