英語名wavelength division multiplexing

波長分割多重通信方式の略。光ファイバを通過する波長の異なる光信号が互いに干渉しない性質を利用し、波長の違う複数の光信号を重畳して利用することで、1本の光ファイバを多重利用し実質上多くの光ファイバが有るように使用できる伝送技術。光の波長の数だけ同時に伝送することが可能となるため単一の信号に比べて非常に多くの情報量を同じケーブルで送受信できることになるが、実際には光ファイバの特性により一定の周波数から外れるほど減衰が大きくなるため通信が成立する範囲内での利用が必要である。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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