英語名

微粉炭を空気搬送によりバーナーから火炉内に噴出・燃焼し、ボイラで高温高圧の水蒸気を作り、その蒸気でタービンを回転させて発電する方式である。微粉炭火力発電は極めて信頼性が高く、確立された技術として広く利用されている。今後の技術開発の方向性としては、・使用炭種の多様化、・発電効率の向上、・環境特性の向上、・負荷追従性の向上があげられる。特に熱効率の向上は、発電コストの低減のみならず、CO2(二酸化炭素)発生量を抑制する観点からも重要であり、新鋭の石炭火力発電設備では蒸気条件の高温・高圧化が進められている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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