FIP制度
英語名FIP
再エネ特措法(2012年7月施工)でFIT制度が導入され、太陽光発電が大幅に増加した。同法施工後、2020年度末までにFIT制度が抜本的に見直され、電力市場への統合を推進する制度が検討された。
検討の結果、FITに続く制度として欧州等で導入が進んでいるFIP(Feed In Premium)制度を念頭に制度設計され、再エネ特措法の改正を含むエネルギー供給強靭化法が2020年6月に成立し、FIT制度に加えて市場連動型のFIP制度が制定された。
FIT制度が市場価格の変動に関係なく固定価格で買い取るのに対して、FIP制度は発電事業者が卸市場等で売買した時に一定のプレミアム(供給促進交付金)が支払われる制度である。