ベースロード市場
英語名
石炭火力や大型水力、原子力といった、限界費用が安価なベースロード電源の多くを旧一般電気事業者が保有しているため、新電力はベース需要を天然ガス火力などのミドル電源で対応せざるを得ず、競争情不利な立場に置かれているとと指摘されている。
そこで新電力によるベースロード電源へのアクセスを容易にし、競争のイコール・フィッティングを図るべく、旧一般電気事業者が保有するベースロード電源を取引するベースロード市場が創設された。旧一般電気事業者は一定量の電源供出を義務付けられている。
出典) 服部徹「ベースロード市場をめぐる独禁法上の課題」電力経済研究 No.66 を参考に作成